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| シュロの雑居性の株 2010.05.31登録 |
| ５月初旬からシュロの雌花や雄花を何枚か写しました。この整理を始めたところ、一穂だけ趣の変わった花の写真が写っています。写真を写した時は、雄株の花を写したつもりでいました。 | |
 撮影：2010.05.19 | 他の雄花の写真を整理しているうちに、他の雄花より子房が大きくはっきりしていることに気がつきました。気になって、幾つかの図鑑を読みました。その中で「樹に咲く花 山と渓谷社」に両性花の写真が出ています。雑居性の株かもしれないと写したと記憶しているところに出向いてみました。 |
 撮影：2010.05.06 記憶が、判然とせず上の写真を写した株を探し出せませんでしたが、近くで左の株に出会いました。左も雑居性の株のようです。 | |
| 上の株の花穂の一部と近くの雌花穂の一部を並べて比較したのが、下の写真です。上の株は、下の（ａ）（ｂ）の様に両タイプの花穂を付け、最盛期の花は、遠目に雄花穂をつけているように見えます。右端の（ｃ）は、雌花のみをつけている別株の花穂です。
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 （ａ）：雑居性の株に咲いた雄花 |  （ｂ）：雑居性の株の両性花 |  （ｃ）：雌株の雌花 |
| 雑居性と思われる株は、少ないようですが、最初に見間違えたように雄花穂と同じような花も咲かせるので、注意深く観察することが必要です。関東地方は、既にシュロの花期が過ぎました。機会が有ればさらに詳しく観察したいと考えています。 | ||
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