| 観察・レポート ： キタの部屋（Ｋ） 総合目次 ： キタの部屋（１） |
| ハマナツメの花（クロウメモドキ科） 登録：2019.08.23 |
| 概要 ２０１３年に播種ました。七号鉢（外径21ｃｍ）で育てています。昨年初めて花を咲かせました。少し観察不足で、今年 花が咲くのを待っていました。
ハマナツメは、絶滅危惧Ⅱ類（VU)に指定されていて、静岡県・愛知県で自生が絶滅となっています。 （日本のレッドデータ 検索システム http://jpnrdb.com/index.html による） |
| 樹高と花 小さな鉢で栽培している関係で、樹高が、９０ｃｍ程度です。右は今年初めて咲いた花で開花後、２日ぐらいたっていると思われます |
 |
| 開花から終期まで 花が開花して２日目までは、蟻がたくさん花を訪れます。花盤に色も濃い黄色です。 |
花を訪れる蟻の動きを動画にして、フェイスブックにアップしています。よろしかったらハマナツメの花と蟻ご覧ください。 |
| 上の写真 矢印aの蕾を追ってみます。 開花している花は、お昼を過ぎると花盤の色（下）が、薄くなってきました。訪れる蟻も少なくなってきました。  |
日が変わった朝、開いていた花の花盤は色があせて、横の蕾（a）は今にも開きそうになっています。 |
| お昼過ぎに確認行くと蕾（a）が、開いて早々に蟻が来ていました。下は、焦点稼働で連写して合成した写真です。左端の蟻は、１秒間以下のの動きです。  |
| 蟻が、花の中心を占領してよく観察できないので、一寸遠慮してもらいました。雄蕊が、立ち上がって葯が開いています。 葯を受けている花被片も同じように立っています。  |
| 開花二日目の朝です。花盤の色が濃い黄色で蟻が来ています。雄蕊を見ると先に咲いていた花の矢印bと同じようにように裏側方向にまがっています。雄しべの役目を終えたのでしょう。  |
| 開花２日目の昼になると花盤の色が薄くなって、蟻が来ていませんでした。  |
| 別の花ですが、開花日の夕方には、雄しべを抱くようにしていた花被片が、後ろに反り始めていました。  |
ご意見・ご感想を次のアドレスにお寄せください。（お手数ですが、半角でキーインをお願いします） |
| ページトップ | 観察・レポート ： キタの部屋（Ｋ） 総合目次 ： キタの部屋（１） |